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大内バラ園について


大内バラ園は、園主である父がバラ栽培のノウハウを得るため、1979年にアメリカのオレゴン州に渡り、2年間の修行の後、1983年、ふるさとである山口県周防大島でスタートしました。

きれいなバラを自分の手で育てたい。自分のバラでたくさんの人の記念に残るシーンを飾りたい。でも、本当にできるのか不安だった父を後押ししたのは、研修先の農場主の「バラが好きなんだろ?そのバラでみんなをハッピーにしたいという気持ちさえあれば、君もハッピーになれる。だから始めればいいんだよ。」という言葉でした。

父の技術にはまだまだ届きませんが、思いだけは負けない娘です。

瀬戸内の島のバラ園は、今日もみなさんにハッピーをお届けします。

大内バラ園の歴史

 大内バラ園は金魚の形をした周防大島のおなかの辺りの出井(いずい)という海沿いに面した地域にあります。

大内バラ園の歴史は30年前にさかのぼります。

1981年 花の栽培農家として歩み始める。

1983年 鉄骨ハウス(220坪)を建設、バラ栽培を開始。

1987年 さらに鉄骨ハウス(200坪)建設、バラ栽培に専念。

1989年 パイプハウス(30坪)を建替える。鉄骨ハウス(130坪)建設、養液栽培を開始。

1990年:栽培品種の「ローテローゼ」が山口県の切花品評会にて、農林大臣賞を受賞。

1997年 鉄骨ハウス(70坪)建設する。

2000年:栽培品種の「コルベット」が、山口県の切花品評会にて、県知事賞を受賞。

2001年 鉄骨ハウス(70坪)建設する。

2009年:栽培品種の「ニルバーナ」が、山口県の切花品評会にて、県知事賞を受賞。

2011年 6月で、大内バラ園は30周年を迎えました。

アメリカ研修時代の話


大内バラ園の農園主は、アメリカの農業研修で出会った農場主の奥さんからも、バラ栽培をする上でとても心温まる言葉をいただきました。 

約30年前のアメリカは、軍事用の武器を作る仕事がとても多かったそうです。

農場主の奥さんは、研修生達に、

「花をあげて喜ばない人はいないのよ。人を傷つける武器ではなく、人を喜ばせる花づくりができる事は素晴らしいじゃない。」

という言葉をかけてくれました。

この、奥さんの優しい言葉は、大内バラ園が始まるきっかけとなりました。